あの高橋哲也さんと釣り取材 磯・投げ情報、三浦半島・海外テトラの巻き 20世紀も押し迫った11月8日、高橋哲也君の紹介で雑誌「磯・投げ情報」の取材ということで釣行しました。場所は哲也君の薦めで三浦半島の先端、三崎港のちょっと西、二町谷港の沖にある海外のテトラです。ここは意外にメジナの魚影の濃い場所で、この年の2月ぐらいから哲也君に連れられたりして何度か来ていました。私はまだ大物こそ釣り上げてはいませんが、以前に私の釣り仲間のカメラマンの方が良い型のクロダイを2枚ゲットした場所でもあります。 ![]() しかし釣りはそんなに甘くない。コマセを捲き始めると予想通りエサ取りの猛攻です。種類も多い。キタマクラ、ネンブツダイ、大ボラ小ボラ、小イワシ、ゴンズイ(こいつのコマセの食い方が一番腹が立つ、毒もあるからかかると面倒だし)等々。それでも名人高橋哲也君は小型ながらも確実にメジナを釣り上げていました。私にはエサ取りしかかかりません。見ていると哲也君の仕掛けの変え方やポイントの変え方は早い早い。手際も良いが、見極めも鋭い。9時過ぎぐらいまで私なりに苦戦した後、名人の手ほどきを受けます。まず仕掛けを細く軽くして、敢えてゆっくりエサを落としてエサを長持ちさせるコツ。道糸とハリスの直結の結び方。風が強い時なんかに有効なアンダースローのキャスティングの仕方。色々勉強になりました(この辺の詳しいことは2月号の「磯・投げ情報」をご覧ください)。 ![]() ![]() さあこれに気を良くした私は気合が入り直しました。しばらくすると24センチのメジナが釣れました。ヨーシヨーシ!哲也君の方も際狙いで25センチメジナを上げてます。ヨーシ!後は納竿3時までにもう一踏ん張りできるかです。本当は日没まで釣りたいんだけど、この日はどうしても予定があったんですよね。 ![]() 結局この日は二人ともこれ以上の釣果はありませんでした。ということはサイズだけの問題で言えば、私は哲也名人に勝ってしまったわけです、エヘヘ。もちろんそれは名人の指導のお陰なんですけどね。 ![]() ちなみにここのテトラはブロックが大きいので足場があんまり良くないんですよ。笑顔の割には内心居心地が良くなかったりするんです。 ※今回のポイント 何といっても、仕掛けの細さでしょう。今までは漠然と”エサ取りの多いときには、仕掛けを重くして早く沈めた方が良い”と思っていましたが、細く軽くしてゆっくり沈めた方がつけエサが残ってるもんなんですねえ。 アンダースローのキャスティングもそれ以後の手本になりました。 ありがとうございましたー!! |
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