☆TBS深夜ドラマ「Pな彼女(はたらきモン!)」

最近流行りの郊外型パチンコ店を舞台にした物語。第1シリーズは佐藤仁美、第2シリーズは榎本加奈子の主演、そして2シリーズとも相手役は山本太郎。でも全体にパチンコ店従業員全員の人間ドラマではありました。
監督は今大ブレイクの井筒和幸が第1シリーズでメガホンを取ってます。井筒監督の演出はなかなか面白かったし、勉強になりました。なにより””ヨーイ、スタート”の日本風常識のかけ声でなくハリウッド風に”アクション!”ときたのが良かった。ナチュラルな演技についての演出も難しかったけど、心地良かった
私は店長の役で第1・第2シリーズ全8話のレギュラーで、物語にかなり絡む良い役です。特に第1シリーズは脚本も結構良く書けてました。なかでも1話と2話で中学生の娘との親子の対面が私の見せ所でした。
第6シリーズにもレギュラー出演。監督はラサール石井。脚本は砂本量。
それまでのこのシリーズと打って変わって、まるで「ショコラ」と「アメリ」と「ゴーストワールド」を混ぜたようなファンタジー物語だった。なかなか面白い企画だったと思う。若い主役二人のフレッシュさも良かったが、脇を固める星屑の会の役者達も個性的だった。特筆すべきは有薗芳記と元七曜日(一般的にはサンシャインボ−イズ)の近藤芳正のオカマ兄弟の迷演技だろう。




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